Re: シェーンベルク Vol. 1
(新訳)浄められた夜
2025-11-15 / Part 1 Start 16:00 / Part 2 Start 18:30 / ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川(京都市左京区吉田河原町19−3)

開催情報
- 日時
- 2025-11-15 / Part 1 Start 16:00 / Part 2 Start 18:30
- 会場
- ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川(京都市左京区吉田河原町19−3)
- 料金
- 一般 Part 1 & 2 3,500円
一般 Part 1 or 2 2,500円
U22 Part 1 & 2 2,000円
U22 Part 1 or 2 1,500円 - 出演
- 芦田かんな(ヴィブラフォン・マリンバ)
河合珠江(ピアノ)
池内奏音(作・編曲)
竹内直(企画・制作)
公演について
「Schönberg’s Verklärte Nacht (Transfigured Night) returns — reimagined and reborn for the 21st century.」
「Re: シェーンベルク」
この演奏会はシェーンベルクの代表作の一つである『浄められた夜』をメインに据え、さらにそれをヴィブラフォンとピアノによる新編曲でお届けしようというものです。
「もともと弦楽六重奏(または弦楽アンサンブル)のための曲を打楽器とピアノだけでやるなんて言語道断、原曲に対する冒涜だ!」というお叱りの声がいまにも聞こえてきそうです。でも私は、このような編曲は決して冒涜ではないと断言します。なぜなら、シェーンベルクと彼の弟子たちこそ、古今の作品を様々な編成に書き換える「編曲魔」だったからです。
シェーンベルクと弟子たちを中心とするサークルでは、自作、他作問わず、またバッハのような「古典」とドビュッシーのような同時代の作品問わず、様々な編曲が行われていました。例えばシェーンベルクのサークルでは、マーラーの交響曲第7番やドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』といった同時代の作品が、それぞれカゼッラによるピアノ連弾版やシェーンベルクの監修、弟子のザックスの編曲による室内オケ版によって紹介されていました。またシェーンベルク初期の代表作である室内交響曲第1番には、シェーンベルク自身の大オーケストラ版と連弾版、弟子のベルクによる2台ピアノ版とヴェーベルンによるピアノ五重奏版と何種類もの編曲があり、『浄められた夜』にも、弟子で優れたピアニストだったシュトイアマンによるピアノ三重奏版が存在します。このように、原曲の編成にとらわれずに編曲することは、「シェーンベルクとその楽派」においてはありふれたことでした。ですからここに装いも新たに誕生する『浄められた夜』は、その系譜に連なっていると、確信をもって言うことができるのです。
当夜はきっと、21世紀の響きを身にまとった『浄められた夜』の誕生を言祝ぐ一夜となることでしょう。乞うご期待!
プログラム
Part 1 「幻想の瞬間(とき)」
ジョン・ケージ:
ある風景のなかで(1948)
アルバン・ベルク/ロナルド・スティーヴンソン編:《ヴォツェック》より子守唄(1953/rev. 1985)
アルノルト・シェーンベルク/池内奏音編:幻想曲, Op. 47(1949/2025)委嘱編曲初演
八村義夫:アハーニア(第1ヴァージョン), Op. 9a(1971/1976)
八村義夫:
彼岸花の幻想, Op. 6(1969)
Part 2 「夜に馳せる想いに耳を澄ます…」
池内奏音:ミッドナイト・キョウト(2025)委嘱新作初演
ジョン・ケージ/池内奏音編:夜想曲(1947/2025)委嘱編曲初演
アルノルト・シェーンベルク/池内奏音編:
浄められた夜, Op. 4(1899/2025)委嘱編曲初演




